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ジャニーズ事務所記者会見を見て思ったこと

こんにちは、ヒロシDEATHです。

2023/9/7に行われた、ジャニーズ事務所記者会見について個人的な考えをちょっと残してみる。

各種メディアで繰り返され、色々掘り起こされているので私が書くものはほぼ無いと思う。エンタメ大好きな自分が感じた違和感について、備忘記録的に二つほど残してみる。

今まで見て見ぬふりをしていた人達が幹部として残る、創業者の名前が会社名として残る、これを聞いた瞬間、改革が間違いなく進まないことだけは理解できた。
社会的な事件を起こした組織の対応としては非常識なもの。
非常識な業界だという再確認もできた。
ここに関していうことは何もない。

1.人類史上最悪な事件に対する違和感
特定の人間が、もの凄い長期に渡って(直接的では無いとはいえ)500人、1000人もの弱者を、死にも近い絶望へと追い込んでいた事件に対するものとは思えないほど、記者会見会場の空気が軽いものだと感じた。

長期に渡って見て見ぬふりをしてきた実質加害者が、被害者ヅラして壇上にならび、パフォーマンスを意識しまくった各メディアが質問を繰り返す。
この光景を見て、この史上最悪と言われた事件への重大さの認識が、記者会見場にはほぼ存在しないと感じた。

某メディアから出された、パフォーマンスを意識したと思われたヒトラーへの比喩。
それはさておき、ネットでいくつか目にした、
「ヒトラーと比較するな」
「人殺したわけじゃ無いだろ」
という反応がとても印象的だった。

Mステが忖度を行ってきた?ジャニーズからの圧力があった?
それ人類史上最悪な事件に関する質問なの?

2.他人事視線への違和感
先の発言に加え、
「私の推しがもらい事故起こした」
これに近い発言を何個もネットで見かけた。

同じアイドルという存在を推している人だと思われる人による感想。
ここにも、「無関心」「他人事」を感じる。

もし自分の推しが同様な被害に遭っていたかもと考えない想像力の無さ。
XのTLには、自分の推しを中心としたポストがずっと流れてる。

この事件は、特定組織だけによって起こされたものでないという再認識をした。


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ヒロシDEATH
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