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今年イチバン聴いた歌2023

こんにちは、ヒロシDEATHです。

頑張って対策していたにも関わらず、年末に風邪をひいてしまった。
最高38.0程度の熱が出た。
それほど体調が悪いわけではないけど、年末年始は病院がやっていないこともあり、あまり無茶できない。
悪化したら病院に駆け込むという選択肢がなくなっちゃうから。

予定していたウインターカップ(高校バスケ)も神戸で行われているKOSOKU FESも泣く泣く辞退。
まあしょーがないと思いつつ、とても寂しい気分。

さらに毎年現場に行ってる宇野さん柴さんのトークショーもオンライン鑑賞。
現地参加券を早々に買ってたのに。トークショーもライブの方が楽しめる派なので。

もう一個見逃しているのがあった。
日テレで去年から(確か?)始まった「今年イチバン聴いた歌」

このランクづけの方法はとてもシンプルで、アップルミュージックのみの再生数で決まってる(らしい)
Spotifyじゃなくアップルミュージックというところが面白い。
日本人が最も親しんだ音楽データを集めるとしたら、音楽好きが積極的に契約しているSpotifyではなくiphone流れで契約しがちなアップルミュージックが最適なのは理解できる。

さらに、特定のファンがCDを積むというデータを排除することになるという点も面白い。
ビルボードランキングがCDやストリーミング、YouTube、ラジオなどを指標に加えてバランスを図りつつランキングを作っているのはとても良いと思うけど、もし日本人のヒット曲(最も親しんだ曲)を測るとしたら、ストリーミングの再生数のみの方が、それに近いものになると個人的には考える。

この番組に対して、音楽業界の方々が去年ざわついていたのを覚えてる。
CDを積むというデータが削除されるということは、AKB商法と言われた握手券を目当てにCD大量購入したデータが反映されないということ。チャートをハックしていたAKBをなかったことにしてしまうということ。
併せて、ストリーミングに供給していない旧ジャニーズさんや山下達郎さんなども対象外になってしまう。
これは昨今の旧ジャニーズおろしの前に、去年時点で始めた番組のため、去年時点で日テレは、ジャニーズへの忖度をやめていたという見方もできる。だからざわついていた。(今の状況を予期していた??)

私が気になったものを4つほど取り上げてみます。(全てのランキングが気になる方はググってみてください、ここには書きませんので。)

1.旧譜がめっちゃ強い
一般的にストリーミングサービスは旧譜が強いって言われてるけど、このランキングでも2023年の曲より以前の曲の方が圧倒的に多い。
トップ10だけでいうと、4曲のみが2023発売。
トップ100でも同じ傾向のはず。後でカウントしてみます。

2.洋楽がゼロ
昨今、外タレ来日ラッシュが続いているのにも関わらず、トップ100に洋楽はゼロという状況。(去年は2-3曲ランクインされていたはず)
日本の音楽リスナーは、グローバル化どころか鎖国状態が加速している状況。
日本の音楽リスナー問題については、また別記事に書いてみたいと思う。

3.アーティスト起因型リスナーが多数?
一つのアーティストの曲が、複数ランクインしているケースがとても多い。
ミセスやYOASOBI、ヒゲダンやAdoなど。NewJeansなども複数曲がランクイン。
いわゆる楽曲起因型リスナーが少なく感じるのは、最近の傾向なんだろうか?
昔は一発屋的曲が多かった気がする。
特定アーティストの曲をリピートする、プレイリストを聴き続けるという特徴があるのだろうか。
ストリーミングサービスの特徴が反映されているかも。

4.このチャートをハックすることは難しい?
かなり前のことだけど、オリコンランキングを見ると首を傾げたくなるようなアーティストがランクインしていることも多々あったり。
自称音楽ファンでありながら、そこには一度も見たことも聞いたこともないアーティスト名が。
調べてみるとアニメの声優さんのだったり、アイドルのだったり。
そのランキングは、初週だけランクインして、翌週には急降下したりする。
CDを積むデータを採用するとそのようなチャートになったりする。
いわゆるヒット曲とは呼べないものがチャートに入ったりしてる。
このチャートはストリーミングだけを採用しているのでハックが難しい。
特定のファンダムの人たちが、(意図的に)リピートしまくる行為も、1回のカウントしていない気がする(実際はどうか知らんけど)
ヒット曲とは、100人の人が100回ずつ聞くより、1万人の人が1回ずつ聞くことを表していると思うので、それを表現するチャートだと感じている。

個人的には、ビルボードランキングより、このランキングで2023のヒット曲を認識している。
来年もこの番組が続くことを期待してる。

以上です。
おしまい。

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ヒロシDEATH
entertainment journalist