Music

ライブチケット価格は、もっともっと値上げすべきと主張するその理由

こんにちは、ヒロシDEATHです。

皆さん、欲しいチケット取れてますかー??

取れてる人はおめでとうございます。
取れてない人はもっと頑張りましょう??

という感じで続ける記事ではないです。

今回言いたいことは、一点です。
「いい加減、国内ライブイベントのチケット代をもっともっと値上げしようよ」
というものです。


「値上とかやめてよ!!」
「ますますライブにいけなくなるよ!!」
とお嘆きなあなた。
やり方によっては、現状より問題が解消されるのでは、という方法を以下に書かせていただきます。

そして同時に、チケットが取りやすくなる、値段も場合によっては変わらないかもという内容になってます。


ポイントは2つです。

①バンドマン(興行主含む)は、自分達の価値を無責任に放棄せず、一旦自分達の懐に納めましょう。

・まず前提を決めます。
市場価格1万円のチケットを定価6千円で発売。
市場価格と定価との差分4千円を利益とする。
・アーティストは1枚当たり1万円の売上をあげられると分かっていても、多くの人に手が届く6千円で定価を設定した。
この時利益4千円はバスケットボールのフリーボールごとく、誰でも取れる状態となり、ライブに行きたい人同士、またその利益だけを狙う人や組織がプレーヤーとして参戦する。
・その魅力的なフリーボール(利益4千円)をみすみす逃すわけなく、屈強な身長190cmオーバーの黒人ブレーヤー(転売屋)が取りに来る。
か弱い青少年は勝てるわけもなく、まんまとそのフリーボールは取られてしまう。

ここで強調したいのは、「バンドマンが得るべき利益を、なぜ放棄してしまうのかということ」
ここが転売問題を引き起こしている最悪な行為だと思ってる。

最初から1万円で設定しておけば、例え手に入れたとしても1万円でしか売れないものに、転売屋が参入することはまずない。

ここでの結論として、「市場価格でチケットの定価を設定すべき」と断言させていただく。

②場合によって、直接キャッシュバックやグッズで戻してあげましょう。

・「1万円じゃライブにいけないよ。。。」と嘆く、ライブに行きたいファンも一定数いるでしょう。
また「もっと安い価格でライブに来て欲しい」と嘆く、バンドマンがいるかもしれません。
・ただ、一旦市場価格分の売上を全て手に入れているバンドマンなどは、いろいろな選択肢を選ぶことができます。

パターン1・・・全額バンドマンの収入とする。ちゃんと収入を得て、いい音楽を作り続けてもらうのはとても大事なことだと思う。

パターン2・・・ピザオブのように、学生には直接キャッシュバックをする、もしくは全員にキャッシュバックを行うなとも選択できると思う。直接キャッシュバックすることで、転売屋が参入できない。

パターン3・・・良く転売問題を解説している中で耳にする、高額転売チケットを買うことで、グッズの買うお金がなくなってしまう場合があるというやつ。
本来得られる利益を放棄しておいて、その補いとしてグッズを買ってよとかいうのもまた変な話だ。
だったら、先の例でいくと、チケット1万円、グッズ4千円分引き換え権利付きにすればいいだけ。
転売屋に邪魔されずに、提供したいチケット代金(6千円)で売れ、グッズもちゃんと買ってくれる(4千円分)だから全く問題ないんじゃないかなと思う。

一点問題的を挙げるとしたら、純粋にチケットを欲しがってるファン同士の争いには影響ないってこと。
キャパにもよるけど、チケット争奪戦になることは間違いないし、手に入らない人の方が圧倒的に多いことも想定される。
ただし、一番の課題である転売屋の参入を阻止する有効な施策ではあるとは考える。

経済が停滞している、値上げ=悪と認定しがちなここ日本で、チケット代を値上げするということは本当に大変なことだとは思う。
ただ、ライブ文化は今後より発展していくし、それが今後のアーティストも含めた大きな活動資源にななることは間違い無いので、強い気持ちで対応していくことを強く希望している。
いい音楽、いいライブを見続けたいので、消費者の立場としてもそれを理解していきたいと考えている。


ABOUT ME
ヒロシDEATH
entertainment journalist