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「夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく」見に大好きな秩父まで来たよ

こんにちは、ヒロシDEATHです。

今日は大好きな秩父に向かう。
目的は「夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく」の4回目の鑑賞のために。
この映画の個人的レビューも、最後にちょこっと書きたいと思います。

最初になぜ秩父に来たかの説明を。
それは単に秩父が大好きだから。
多分年2回か3回来ていて、宿泊したりもしてる。結構いい温泉宿があるんですよ。
我が八王子から2時間強にも関わらず、豊かな自然とグルメを堪能させてくれる。
街並みが綺麗すぎて本当に大好き。

そろそろ秩父行きたいなーという感情が高まってきたタイミングで、夜君の上映が始まるという情報を目にして、これは行かなあかんーということで急遽予定を組んだということでした。

夜君も今回が4回目。
1回目が初日。
見たい映画は初日に見るマンという自負があるため、夜君も初日にきっちり見ることができた。
2回目は翌日の土曜日。
瑠姫さんりんくまさんの舞台挨拶(現地は外れたので中継)も合わせてみた。
3回目はりんくまさんの舞台挨拶。こちらはリアル会場の六本木にて。やはりりんくまさんは天使だった。
ということで、映画館で見るのは4回目で終わらせようとしてたこともあり、それを秩父にしたということです。

朝7時起きが限界マンなのに、頑張って今日は5時30分に起床。
八王子の朝も、空がグラデーションしててなかなか綺麗だった。こーいうのを見ないで寝てるということ自体が人生の損なのかもしれない。(それに気づかせてくれた夜君に感謝)

6時7分最寄駅発に乗らないと映画に間に合わない。
秩父の映画館は、なぜか朝イチと最終回だけに夜君をセットしている。
なかなか意地悪さんなタイムスケジュールだけど、合わせるしかない。

ということで電車を乗り継ぎ西武秩父駅に到着。

いつ来ても綺麗な駅で心が浄化される。
登山客さんもちらほら見えるけど、私が向かうのは映画館。
西武秩父駅から徒歩17分らしい。急がないと。

なんとか上映20分前に無事到着。
場所はUNITED CINEMAS秩父。

ところが会場は8時半ということ(現在8時20分)で扉が開かない。
どうやら秩父の朝は遅いようである。他の飲食店もやっていない。一般的に早起きと言われているタリーズコーヒーも9時スタートのようだった(流石のタリーズも、秩父タイムに染まってしまったようだ。)

仕方ないのでマクドナルドで朝食をとり再度映画館へ。
お客さんは私を含めて3名。
まだJO1は秩父に届いていないのか。そーいえばラウンドワンはなさげ。
秩父の方々にも広めるため、後でXとTikTokに大量投下しておこう。

映画鑑賞無事終了。
やはりこの映画はなかなかの名作。
もうセリフを覚えてしまったぐらいみてるので、4回目の今回は泣きまくることはなかったけど、心が切なくて、でも暖かくもなるこの映画はやはり大好きです。

屋上の手を繋ぐシーン、屋上で瑠姫さん手を振ってくるシーン、マスクに絵を描くシーン、二人が再会するシーンなど大好きな場面がたくさんあったけど。(みなさんは殿シーンが好きですか?)
やはり心を揺さぶられたのが、過去に自分が体験したことと重なるところが多々あったというとこ。

少し自分語りにはなってしまうけど、小学生の年少頃、家庭環境が少し複雑(ドラマにするほどのものではないけど)で、精神的に少し追い詰められていた時期あった。
学校に行っても、友達とは距離を置き、不登校の時期があったり、夢遊病(現実逃避が原因らしい)で深夜に家を抜け出し近所の公園で遊んでいたことも多々だったり。
それは高学年になって解消したものの、その時は闇の中にいた感覚だったことを、今でも微かに覚えている。どうしたらそこから抜け出せるのか困惑していたことも思い出す。今思い出すだけでも胸が痛くなる。
親も友達も、側から見ると全く気づかなかっただろうけど、私の心には結構大きな傷がついていた。
私をその闇から救ってくれたヒーローはいなかったけど、茜と青磁がお互いを闇の中から救い出してくれた存在だったしヒーローだったことがわかったし、それがとても羨ましくも、微笑ましくもみれて本当に心が癒された。

(青少年向け)邦画にありがちな、大病や不治の病になってしまう、事故に遭ってしまう、記憶を失ってしまうなどのちょっと現実離れした要素がほぼなかったことにとても好感が持てた。大人でも素直に共感することができた。
誰もが持っている、でも周りの人には決して気づかれない悩みやコンプレックスに、フォーカスしたこの原作と映画に心からリスペクトしたい。
こういう邦画をたくさん作ってほしい。
本当にこの映画に出会えてよかったし、瑠姫さんのデビュー作になったことが心から嬉しい。

ということで、心おだやかな状態で名物の豚丼を食べに。
人気店のためかなかなかの長蛇の列で、入店するまで30分かかった。
ただ、並んだかいがあるほど美味だった。

そして食事の後は日本酒のアイスを食べる。ここでヤヌカミを同行させていたことに気づく。すまん、ヤヌカミ。

秩父も映画も最高だった。
またくるよ、秩父に。

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ヒロシDEATH
entertainment journalist