ミュージックアワードジャパン(MAJ)とは?
本日早朝(2024.12.18)、ミュージックアワードジャパン(以下MAJ)の第二弾情報が解禁された。
概要については、かなり前から音楽業界の先輩方々より教えていただいていたものの、詳細はほとんど把握してなかった。
この日本初の画期的なアワードを楽しみに待ちつつ、わかっている情報を簡単にまとめてみたいと思う。
アジアミュージックアワード(AMA)は、「日本版グラミー」とも呼ばれる新しい音楽賞。日本の音楽をアジア、そして世界へと発信していくために立ち上げられた試み。日本の音楽業界が本気でスクラムを組み、急拡大しているアジアの音楽市場に対応するための重要なステップとして注目されている。
これまでの「レコード大賞」や「紅白歌合戦」のような国内向けの賞とは一線を画し、アジア全域の音楽とつながること、そして国際的な評価を目指すという新しい視点で運営されるのが特徴。
MAJの特徴
まず最初にアワードと聞いて頭に浮かべるのは、日本レコード大賞じゃないだろうか?(私がその世代だからなのかもしれないけど、)
そして、それはレコードやCDが最も売れたという基準で選ばれるわけではなく、ほんの少し(いや、結構な割合で)業界内の論理に影響されたアワードだと認識している人も多いはず。(私もその一人)
そしてそれは、日本国内で閉じたものになっていて、世界にその情報が響き渡ることも決してない。長年世界第二位の規模を続けている日本音楽市場。そこでヒットした楽曲・アーティストが、そのアワードによって世界に知らしめられることもない。
このアワードは、従来のものとは一線を画していると認識している。
音楽人5000人が選ぶ国際音楽賞。
それは審査員の構成や評価基準から読み取ることができる。
- 音楽人が主役の審査体制
MAJの審査は、音楽に精通したアーティストやクリエイターが主導。音楽そのものを評価する姿勢を大切にしている。業界の理論や商業的な都合が結果に影響しないことを目指しているが、完全に排除するのは難しい。それでも、「純粋に音楽が評価される賞」を目指しているのが特徴だ。
このことにより、とかくファンダムからの影響を受けづらい、決してファン投票やSNSでの盛り上がりが結果を大きく左右してしまうこともなく、音楽そのものの価値を評価する姿勢を貫こうとしているように感じる。 - デジタル時代の新しい評価基準
CDセールスや視聴率といった従来型の評価基準から脱却。ストリーミング再生数やSNSでの影響力、海外市場での人気など、デジタル時代に即した指標を採用している。これにより、日本の音楽が世界でどう受け止められているかをしっかり捉える仕組みを作り上げている。
MAJの意義
MAJは、単なるランキングや人気投票ではなく、日本とアジア、そして世界の音楽シーンを活性化するプラットフォームだ。アジアの音楽市場が急成長している中、日本の音楽がその流れにどう乗るかを模索し、新しい才能や音楽の可能性を見つける場として機能することを目指している。
「音楽でつながる」「日本から世界へ」をテーマに、従来の枠を超えた画期的な音楽賞として、これからの音楽業界に新しい風を送り込む存在になっていくことに期待したい。
注目する部門
部門賞一覧は以下の通り。
個人的に気になるポイント。
当然主要6部門はとても気になる。
最優秀楽曲賞(Song of the Year)
最優秀アルバム賞(Album of the Year)
最優秀アーティスト賞(Artist of the Year)
最優秀ニュー・アーティスト賞(New Artist of the Year)
Top Global Hit From Japan
最優秀アジア楽曲賞(Best Song Asia)
最優秀アーティストはミセスで、Top Global Hit From JapanはやはりBling-Bang-Bang-Bornなのだろうか。最優秀アジア楽曲賞ってどれが取るんだろ?
個人的に特に注目しているのは、アーティストカテゴリの、最優秀ヒップホップと最優秀アイドル。
前者はやはりグローバル市場を騒がせているあの方なのだろうか。
このアワードの趣旨も考えると、世界を目指すアイドルグループが選ばれる気がする。となると、あのグループなのかこのグループか。(具体名は伏せます)
あと個人的にダントツ気になるポイントは、投票する側5000人に入るにはどうすればいいのかということ!!投票する側に回りたい!!
ということで、第三弾の情報が待ち遠しいです。