Billboard JAPAN Chart Insight Globalについて
改めてBillboard JAPAN Chart Insight Globalの概要について。
世界で聴かれている日本の楽曲をランキング化したもの、それが今年からサービス開始になっている同チャート。
対象は250カ国。
国別のチャートが表現されているは、今週から2カ国(台湾、ドイツ)増えて現在11カ国のみ(韓国、台湾、タイ、シンガポール、インド、ドイツ、フランス、イギリス、南アフリカ、米国、ブラジル)。
日本の音楽がどう世界に広がってるか、すぐに把握できる画期的なチャート。
昨今J-POPが世界で聴かれているよねー、と言われ始めてるけど、ビルボードHOT100を眺めても残念ながらJ-POPは見つけることはできない。
各国のチャートを調べても同様だったりする。
このチャートは、各国のビルボードチャートに入っているすべての曲から、上位数十万曲をピックアップしたもののみが対象になるとのこと。
なので、各国でランクインしている日本の曲数はまちまち。日本の楽曲が多く聴かれている国とそーではない国が存在してる。
対象は、ストリーング回数(Spotifyとかyoutubeなど)とダウンロード回数になっている。
いずれにしても、今後日本の曲が世界に広まっていくことは間違いないので、このチャートを追っかける意義は大いにあるし、チャートの価値が高まっていくことは間違いないと考えてる。
チャートを眺めていると、ストリーミングらしく旧譜が長く聞かれ上位に食い込んでる。
5位と7位は共に2020年発売。藤井風とTERIYAKI BOYZ。9位は1980年発売の松原みき、など(ストリーミングは2021年より)
それでは、2024.12.5発表のチャートについて。
今週のトップ5は先週と全く変わらず。
第5位
藤井風「死ぬのがいいわ」
65週連続チャートインの超ロングセラー曲。
そしてインドチャートの65週連続1位に君臨。
別の曲では、まつりときらりがチャートイン。
4位
It’s Going Down Now Lotus Juice / 高橋あず美
今週で26週チャートイン。
欧米では全てトップ10入り。
11カ国では台湾のみがチャート外。台湾はゲーム人気ない?
3位
HOWLING XG
国別チャートで1位こそないものの、今週も3位にチャートイン。
ただ韓国チャートのみ100位内にギリギリ留まっている。なぜ韓国でのセールスが冴えないのだろう。誰か詳しい人教えてください。
2位
Bling-Bang-Bang-Born Creepy Nuts
47週連続チャートイン。
国別チャートで1位こそないものの、1位の曲に人気を二分している。若干、東アジアでのセールスが少し足りないかも。
1位
オトノケ Creepy Nuts
8週連続チャートイン。
7週連続1位。今週は8カ国で1位。
今週から始まった国別チャート(台湾、ドイツ)でも1位を獲得。
獲得ポイント数が2位のダブルスコア以上のため、しばらく1位をキープしそう。
Travis Japan – ‘BO$$Y’
12.4リリースのVIIsual収録曲。収められてる13曲全て秀逸なアルバム。
楽曲だけでも十二分に楽しめる。いよいよ世界でも評価される予感。
しばらく6人での活動になるけど、スピードダウンしないで突っ走りそう。
今週のRising Stars in Action
残念ながら、今週ポイント確保した楽曲は無し。