Vibe Asia

Summer Sonic Bangkokに行ってきたよ(日本出発からフェス初日まで)

こんにちはヒロシDEATHです。
もう1ヶ月が過ぎてしまったけど、「Summer Sonic Bangkokに行ってきたよ」っていう旅の記録を書き残してみる。

感じたことが多々あったので、二部構成で行きます。
第一部として、日本発〜フェス前日までを、第二部はフェス二日目を。

あくまでも旅の記録+ライブレビューとしてとして読んでいただけたら幸いです。普通に海外一人旅してみたい、海外フェスに行ってみたい、タイ旅行に行ってみたい、という人が読んでもためになるものを書けるように頑張ります。(と、自分でハードルを上げる)

まず最初に。
フェス二日間、本当にたくさん刺激を受けて楽しかった。フェス日前後一日ずつステイしたので計四日間のタイ旅行。これからも、何度となく体験したいと思ってるフェスツーリズムを体験。
接してくれたタイの方々、みんな優し受け入れてくれた。さすが微笑みの国。
タイに来るのは4回目だけど、過去一楽しかったかもしれない。サマソにバンコクを開催してくれたタイの運営会社とクリエイティブマンに心から感謝。超チャレンジングなイベントだったと思うし、日本のフェスを輸出するという夢を形にして見せてくれた。それだけでもフェスファンとして胸熱。サマソニ東京・大阪翌週の土日開催とかも本当に凄い。

現地で感じた課題やハードル(結構重たいやつ)については、別で書く(時期未定)として、本記事はひたすらサマソにバンコクとタイ旅行を楽しんだ記録になります。少々長めだと思うので、お気軽に流し読みしてやってください。日本のアーティストに関する感想も書かせていただきます。ではよろしくお願いします。

2024.8.23(金)サマーソニックバンコク前日 朝6:00ぐらい
睡眠も十分。ご機嫌で出かける。(京成スカイライナー乗車)
朝9:00過ぎに成田空港到着。そんなに混んでない。お盆休みのも終わったしこんなもんか。

海外旅行は空港に3時間前までに着くべしルールを未だに守っている。この日も成田に3時間前に到着。
確か過去一早かったのは、確か4時間30分前着。飛行時間と同じ時間を空港で過ごしてた。

今日の乗る愛しのエアアジアのカウンターは、ターミナルの端にあって迷う人がいるらしい。あまりにも迷った人が多いためか、ネット上にはカウンターがわかりづらいエアアジアという記事が大量に溢れていたので、おかげさまで迷わず到着した。とても空いていた。出国手続きも10分程度と速攻終わる。やはり3時間前に来る必要はなかった。

出発まで時間たっぷり。お腹空いたので何かを食べることに。やはりここは一つ日本食を食べておこう。たった四日間だけど、日本食が食べれないのは辛いので。
迷わず吉牛をチョイス。トンカツとかインバウンド向け食は無駄に高いので、牛丼の頭大盛り味噌汁付きをチョイス。それでも空港プライス。味噌汁150円はちょっと高すぎでしょw
速攻食べて、2時間余りYouTubeチャンネルの作業をやり、あっという間にボーディングタイムに。
赤い飛行機に向かう。

エアアジアの後方エリアに着席。エアアジアは座席指定に追加料金かからないから好き。さあいよいよ離陸。機内は結構混んでた。

作業に夢中になっていたためか、飲み物も食べ物も買わずに搭乗。
国内旅行や韓国旅行じゃないのに。7時間のフライトという自覚なし。作業したり、勉強したり、本を読んだり、寝たりで乗り切ろうと頑張ったけど、だんだんと喉が渇く。LCCじゃなきゃ水頂戴、コーラないの?とかわがまま言えるけど、エアアジアはそんな甘えが許されない。
男性CAにお願いして、有償のドリンクをオーダー。ZEROコーラを2本。たぶん日本円で1本300円ぐらい。なんとか喉の渇きはおさまった。ただお腹が減ってくる。追加でお菓子をオーダーしたが、結局最後まで持ってきてくれずタイに到着。

午後5時(日本時間午後7時)7時間のフライトで大きな遅れもなくスワンナプーム空港に到着。
無事に着いたのは嬉しいけど、とにかく腹が減った。
早く入国したいけど、LCCの宿命であるターミナルの端という現実と向き合う。電車での移動が必要。一度でいいからANAでタイに行ってみたい。

スムーズに入国手続き終了。15分ぐらいかかったけど。(たまには別室とかに連れて行かれて、取り調べ受けてみたい気もする)
とにかく腹が減った。
まずは何か食べないと。とりあえず空港のファミリーマートに行く。目についたパンとおにぎりを買う。日本のよりちっこいのに高い。おにぎり250円ぐらい。串揚げみたいなのにもひかれたけど、何あげてるかわかんないし、胃もたれしたくないから買うのはやめた。

空腹は続くので、空港のレストランでも入ろうかと思ったけど、とりあえず移動することにした。
タイは電車がとても安いけど、とても時間がかかる。そして泊まるホテルがあるエリアまでは行ってくれない。途中で乗合バスなどを利用しないと着けない。
タクシーも良いけど、GRAB(いわゆるライドシェア。東南アジアはウーバーが撤退してるので、GRAB天国)をチョイス。
最近1階に専用待合所ができていると聞いていたので、迷わず向かう。欧米の旅行者などでごった返している。

GRABの良いところはメータータクシーと違って、事前に料金が確定して乗ることができる。あと基本カード払いで、アプリ上で行き先を指示するので、いちいち口頭で説明する必要もない。とても便利。なんでこれが日本にないのか意味不明。

ドライバーとマッチングすると、すぐドライバーから電話がかかってくる。カタコトの英語で、外で待てと指示しているよう。そもそも外ってどこかわかんない。
英語低スキル同士での会話が続く。結局どこに行けばいいかよくわからず。でも専用レーンに並ぶと時間がかかるみたいなので、そっちだと時間かかるでしょと言いたかったみたい、一本道を出て待ってたら無事合流。陽気なドライバーさんと楽しく会話しながらホテルに向かう。

それにしても東南アジアの首都は交通渋滞がひどい。
ジャカルタも酷かったけどバンコクも負けてない。時差通勤を促してもきっと状況は改善されなそう。
それなりに経済成長している都市は仕方ないのか。でも経済活動等に影響あるし、ジャカルタは首都移転計画があるらしいと聞いた。バンコクもそのレベルにあるのかな。
ホテルまでそれほどの距離じゃないのに、結局1時間30分もかかる。運転手さんもくたくた。もう家に帰るわーと嘆いてた。渋滞は土日以外、日中長い時間続くらしい。もっと電車を充実させることはできないんかな。交通渋滞のせいで、観光客が避けてしまう可能性もあると感じる。

午後8時ぐらいにやっとホテルに到着。以前宿泊したことのあるホテル。フロントでサマーソニックに来たのかと聞かれる。ウエルカム具合が良い。サマソニ客も多そう。

チェックインしてすぐに現場の下見に向かう。以前来たことあるので土地勘はある。そして念願の夕食を取りたい。
ホテルから会場まで徒歩10分ぐらい。

ちなみにこの施設は、いわゆる展示会や国際会議等が行われる場所。日本の東京ででいうとビックサイトというか国際フォーラムのおっきい版というか。それより幕張メッセに近いのかも。場所的に、バンコクの中心から遠く、東京から千葉に移動した感じ。周りに小売店とかないから、まあまあ不便。
ここにあるINPACT ARENAでは、K-POPアイドルのライブが頻繁に行われているので、遠征する人にとってはお馴染みの場所らしい。

会場入り口近辺に来たけど、徹夜組はほとんど見受けられず。
きっと前方エリアはVIPチケットしか入れないから、かつそれほど売れてないから争いがないのかもしれない。もしVIPエリアがなくて、早い者勝ちで前方取れるなら徹夜組で溢れていたかも。

下見も無事終わり、近くのレストランで一人前夜祭。
あまりタイっぽくないものをチョイス。
お世辞にも美味しいとは言えなかったけど、店員さんはとても親切。存在しないレモンサワーをお願いして作ってもらったりした。日本円で6千円ぐらい。結構いい値段。

ホテルに戻る途中にボイネクさんのどでかいセンイル広告があった。ファンの熱量ってほんとすごい。

ホテルにつきシャワーを浴び、疲れもあって12時前に寝落ちするのでした。

2024.8.24(土)サマーソニックバンコク初日
午前7時前に起床。
朝食前にまず散歩する。会場そばに向かう。前日に感じなかったサマソニの雰囲気を探しに。


会場側についてもそれはあまり感じられない。ひょっとして俺場所間違えてる?
念の為オフィシャルサイトを確認するけど間違いではなさそう。早朝組がいるのを見て少し安堵。ホテルに戻る。

朝ごはん会場に向かう。以前はagodaで予約して、朝食ついていなくて2000円ぐらい払った記憶が。
今回はexpediaで予約し、朝食がついてる。値段はあまり変わらない。一概に言えないけど、agodaはイマイチかも。だから最近あまり使ってない。
朝食はビジネスホテルレベル。大好きなフルーツも甘味が薄い。食べすぎない程度に抑えて終了。

フェスは午後1時過ぎから開始。延々と続き、ヘッドライナーが終わるのは深夜。せっかくなので最初から最後までいるつもりで臨む。
フェス開始まで時間もあるので、一旦スタバで作業。作業が終わりいよいよリストバンドを引き換えに会場へ向かう。

スコールがやばい。会場に入るまでびしょ濡れ。会場近くに入ると、各チケット会社ごとのブースが並んでる。
基本外国人としてその国のライブに行く場合は、チケット会社の外国人向けサイトで予約(タイだとチケットメジャーとかチケットメロンとか。予約は基本早い者勝ち。日本みたいに抽選制はあまりみたことない)しクレカなどで決済する、当日will callと呼ばれる会場近くに設置される引き換え場所で、パスポートや使用したクレカを提示し、紙チケットを受け取る。小さい会場でやるようなライブだと、チケット予約ご速やかにQRチケットが飛んでくることもあるけど、ホールやアリーナ級だと紙チケットと交換する場合が多い。これは転売対策なんかな?(よくわかってない)
無事チケットを受け取り、リストバンドと交換も終わった。

開場前で結構並んでる人がいる。けど、サマソニ東京と比べるとかなり少ない。もしかしたら小規模のフェスになってしまうのかも。

ホテルに一旦戻り、シャワーを浴びて着替えて、午後1時頃会場に戻る。

いよいよ会場に入る。列に並っ出る人は皆無。みんな入ってしまったみたい。
入り口でコンビニで買ったカッパえびせんを没収される。食べ物完全持ち込み禁止とは知らなかった。サマソニ東京もマリンスタジアムは食べ物持ち込み禁止だったっけ?
パソコン持ち込み禁止と言われ、困っている日本人の方もいた(ちなみに日本人音楽業界の方々が目についた。それだけ注目されていたイベントだったのかも。)

入り口は二つあり、私が入った方はサブエリア側。どでかい広場が続く。どでかいと思ったのは、エリアの割にブースが少ないから。派手な協賛ブースがいくつかあり、10店舗ほどがフェス飯を出してた。スペースとしては、幕張メッセのマウンテンステージエリアの2/3か半分ぐらいかな。とにかくデカく感じる。
最初は気づかなかったけど、フェス飯屋台みたいなのも10箇所ほどあった。日本企業のブースもいくつかあった。バーはあちこちにあって、いつでもお酒を買って飲める(ただし午後5時まで売れないらしい)海外でよくある、未成年チェックもなかったはず。タイはアルコールを飲むことに寛大なのかな。

サブエリアには、セカンドステージもある。タイのバンドが複数出るらしい。合間にこちらも見てみたいと思った。

メインエリアに移動する。メインエリアもサブエリアと同規模ぐらい(もしかしたらメインエリアの方が1.2-1.3倍ぐらい大きかも)
ステージ前はまばら。後半にかけて集まってくるのかな?

VIPエリアがとにかくでかい。そしてガラガラ。ガラガラだからデカく感じるのかわかんない。
この時点で、VIPチケット買えばよかったかもと後悔、やはりVIPエリアだと、めちゃくちゃステージにかぶりつきで見れる。
ちなみに価格はVIPチケットは2daysで約9万円。GAだと3万から3.5万円程度。この価格差を迷わず出せる熱量の人もいるんだろーけど、差額でもう一度2泊3日タイ旅行できちゃうぐらいだし、正直とても悩んでGAチケットを購入してた。

チケットの値段について。
サマソニバンコク、海外フェスらしく早い時期に購入すると安く、徐々に値上がっていく方式だった。
私はチケットプレセールス前に参加意思を決めていて、せっかくなのでVIPを購入しようとしてた。ただダントツの価格設定。悩みに悩んでプラチナ購入にすることに。
そしてチケット発売当日、売り切れるとは思ってなかったけど、初日購入しようとPCの前で待つ。そしてまさかの発売延期。そして数日後出てきたのが情報がGAチケットの大幅プライスダウンだった。
VIPの価格はそのまま、プラチナもゴールドもシルバーも同じGA(一般チケット)にまとめられてる。違いはプラスサービスのみ。ライブを見る場所は3種類とも同じ。
当初は4階層に分けていたものが、VIPとGAだけに分けられた。プラチナはプリセールス発表時には1万バーツ(45000円ぐらい)だったのが7500バーツ(35000円ぐらい)に下げられてる。ということでやはりVIPは買えず、プラチナを購入。ただこれは失敗だったことをのちに知る(GAチケット内での差はほぼ無し。専用トイレもないし、ラウンジもなし。専用レーンはあるものの、とても空いているので、入る順番は大して変わらず)VIPかシルバーの2択だった。

そして13:30になる。いよいよライブ開始時間が近づく。
ステージ前には1000人から2000人程度か?
キャパ1万-1.5万程度のキャパだから後方は結構ガラガラ。まだ早い時間だし仕方ないかも。後半にかけてどれだけ人が集まるか確認していきたい。 
ちなみに今日のスケジュールはこんな感じ。

メインステージ(MEGA STAGE)の全アーティストは見たい。サブエリアにあるサブステージでやるタイのアーティストもチラ見したい。

13:40、PSYCHIC FEVERのライブ開始。
LDHさんのグループということだけは知ってたけど、それ以外の事前知識ほぼなし。音源は数曲聴いた程度。ライブが始まる。それぞれ個性的なルックスの超イケメン軍団。ラップ調の曲が続く。ダンスのレベルも激高。そしてめっちゃ硬派、ファンサ的なものはほぼなし。アイドルじゃないのね? これなら同性ファンもつきやすいかも。ライブは続き、MCで日本語を発することは最後までなかった。英語かタイ語だけで押し切ってた。ルックス除くと多国籍アーティストチームにも思えた。あとから知ったけど、タイで育成期間を過ごしていたと聞いて納得。

いつものようにライブ見ながら同時にSNSでライブの状況を発信してたけど、グローバルファンの反応が多いことに気づく。そして彼らのパフォーマンスをSNS越しに熱狂しているだけではなく、彼らの良さを広く発信しようとしたいのかリポストがかなり多い。SNSの向こうにいるファンダムの熱量を感じられた。

ゴリゴリのラップを繰り出す。花道で煽る、踊る、叫ぶ。いい意味で日本仕様のアーティストではない。外タレを見てる気になれる。アイドルと呼ぶにも抵抗がある。若手グループとは思えないような巧みさを感じた。彼らが見つめているのはグローバル市場なのかも。これからも注目したい。

続いてはタイのバンドgetsunova
メロディアスなイケおじバンド。若い人ファンも多いみたい。曲がいいし、キャラクターもいいし、かなりの人気バンドなんだろーな。とにかく声援がめちゃでかい。聴きやすいハートフルな曲(歌詞わかんないから多分)にかなり癒された。未知の音楽との遭遇はやはり楽しい。いつか現地語で一緒にシンガロングしたいな。

getsunovaライブ終了。転換時間に会場を散策。

会場内で飲食する場合の作法について。
現金やカードは使えず、全てリストバンド(RFIDタグ)にチャージ(現金やカードから)して、お店にてスマホで読み取る形。目的が衛生的なのかわからないけど。確か香港のクロッケンとか韓国のペンタポートも同じ方式を採用してたはず。ちょっとめんどくさいのは、残ったチャージ分は払い戻ししてくれないということ。なので、こまめにチャージを繰り返してた。

あと噂に聞いていたので、念の為係員さんに再入場可能は午後5時までかを聞く。二人ほど英語が通じず三人目の方からその通りだと説明される。この謎ルールは誰得なんだろ。会場内で飲食物を買った欲しいからなのか、外で泥酔して入場されたくないのか、それ以外の理由なのか。ライブ終了は深夜まで、9時間以上続くので、ちょっと観客には優しくないかも。

次はいよいよ楽しみにしていたTravisJapan。
事前にサブスクで予習はそれなりにしてきた。事前の印象は、とにかく曲がいい、そして自分好み。曲を聞いてるだけでは、アイドルの曲だということを感じられない。ただそれ以外の情報がほぼ持っていなくて、バラエティでみる一部メンバーの印象しかないので、グループとしてのパフォーマンスがどんなかとにかく楽しみ。

またグローバル市場をターゲットにしたグループとして活動しているのは知っていたので、グローバルに挑戦する日本人アーティストを応援する者として、どうしても見ておきたかった。

サマソニバンコクに来ることになったのも、YOASOBIとTravisJapanの出演が決まったことが理由だったりする。サマソニのアジア展開という挑戦を、後押ししてくれるような日本人アーティストのパフォーマンスを目撃したかった。

ライブが始まると、トップバッターのPSYCHIC FEVERの硬派グループと対照的で、クールでポップでカワイイが全面に出してるグループということを感じる。グローバルアーティストというより、洗練された日本人グループっていう第一印象。これってもしかしたらグループ名にあるJAPANブランドと紐づけられているのかもと勝手に妄想。日本人男子特有の、センスが良くてカワイイを全面に出しているのかも。各グループ色がよく出されていて、初見者としてはわかりやすいしとにかく楽しい。

MCは時折日本語を混ぜて、楽しい感じで続けていく。この辺りも、日本人アーティストぽさを残そうとしているのかも。

ライブはJUST DANCE!で始まりLove Tagと続く。
T.G.I Friday NightからOkie Dokie!、彼らの曲に触れてわずかな期間だけど、この2曲大好きすぎる。ライブで見た彼らは、音源より遥かによかった。 LEVEL UP からDRIVIN’ ME CRAZY 。LEVEL UP (Sam Feldt Remix) で花道に来てくれて、間近で超人的ダンスを見せてくれた。初めてのライブでこんな贅沢な場所で見ていいのだろうか。少し躊躇ってしまう。最後は Sweetest Tuneで締めた。

とにかくライブはめちゃくちゃ良かった。ほんとにバンコクまで見にきて良かった。ただ少し悩んだのが、撮影した映像をポストするか否かということ。海外での日本人アーティストの活躍ぶりを拡散することをやったりしてるけど、その文化が当たり前ではないファンダムかもと思い込んでた。なのでSNSに発信することはやめることにした。でも花道で間近に見たパフォーマンスが素晴らしすぎて、この光景をこの場所にいる人だけに閉じるのは本当に勿体無いとも感じて、5分間という限定で1本動画を上げさせてもらった。

そしてそのポストに対して、想像をはるかに超えるポジティブな反応をいただく。こんなに愛されているグループなのかとそこで初めて気づく。サマソニバンコクでのパフォーマンスを、日本で心配しているたくさんのファンがいた。幸いポストしたことを咎められることはなかったため、他の動画もいくつかあげた。それらに対する反応も物凄くよくて、それから2日間以上通知が止まらなかった。現場に行って初めて知れることをまた感じることができた。サマソニバンコクの後に始まったワールドツアーでもソールド続出。本当に凄い。また海外でのステージを見たい。世界に挑戦する彼らの活躍も追っかけてみようと思う。

続いては地元のPHUM VIPHURIT
すでにグローバル市場でも大活躍している彼ら。とにかく多くの人が声援を送っていた。大人気。ポップな曲も秀逸。次は音源聴き込んでライブ見てみたい。絶対いつも楽しめるはず。今度韓国のフェスでまた見れる予定。

一旦ブレイク。
なぜか会場でアイスを食べてる人多し。確認するとガリガリ君を無料配布してるみたい。梅をもらう。日本人スタッフもいて、私には梅とソーダどっちがいいですか、と日本語で聞いてきた。梅をチョイス。
後で調べたら、海外生産拠点を初めて作ったのがタイらしい。ガリガリ君もグローバル進出を狙ってるのか。なんかかっこいい。今後彼も追い続けたいと思う(多分)

ラーメンも食べる。約1000円。味はまあそれなり。

続いてはLOVEJOY

サマソニ東京ではチラ見しかできなかったので楽しみ。
海外で聞くとまた雰囲気良くて楽しい。ゆったりとした会場で聴けたのも最高。声援も結構多い。サマソニ東京・大阪組の洋楽アーティストが多数移動するとかだといいなー。結構大物も呼べるかも。今年でいえばTylaとか行けたかも。洋楽、K-POP、地元音楽、邦楽といろんな音楽が聴けてサマソにバンコク楽しいよ。

そーいえば滅多に買えないフェスTを買った。5000円超だったけどいいお土産になった。今日明日の出演者名も入ってるし買ってよかった。

続いてはBOYNEXTDOOR
サマソニ東京でJO1とかぶっていたので見れず。やっと見れた。もはやグローバルの現場も手慣れた感じになってて余裕ありありなパフオーマンスだった。タイでの人気もかなりある。声援がとにかくでかい。(タイの人は、ライブではでかい声で歌い、声援叫びがちらしい。)

サブステージに移動してタイのバンドも見る。バンド名忘れたけど、歌上手いし曲もいい。ただなぜかボーカルはトヨペットの整備工のユニをきてる謎。日本のフェス仕様ってことなんかな。

続いてはZICOさん。

ライブで見るのは二回目。流石の圧巻なステージ。レベチなヒップホップやりまくってた。

そしていよいよBODYSLAM with ベビメタ& F. HERO
サマソニ東京でもライブは半分見たけど、ボイネクさん同様に、他のステージでやるJO1を見るため全部は見れてなかった。今日はフルに見る。

BODYSLAMさん単独も楽しみだけど、このサマソニバンコクに降り立つベビメタ&F.HEROのコラボが特に楽しみ。東京ではF.HEROさん不在だったので、初めて完全体が見れる。サマソニで成長し続け、世界で勝ち続けてる彼女たちが、初めてのサマソニバンコクに舞い降りる。

BODYSLAMの数曲が終わり、いよいよゲストの登場。

予想外のギミチョコ始まり。当然バックバンドはBODYSLAM。途中ギタートラブルがありながらもライブは続く。続いてF.HEROも合流し完全体でのPA PA YA!!
そこからのLEAVE IT ALL BEHINDD。

ベビメタのライブは、多くはサマソニだけど過去何度か見ていて、正直どんなパフォーマンスするか想像がついていると思い込んでた。でもそれは事前に思い描いていたものと違って、ギミチョコをSU-METALが歌い出した瞬間、本当に鳥肌が立ちまくった。血が逆流した。圧の強いボーカルが刺さりまくる。会場の空気が一気に変わるのを感じた。

正直な感想としては、SUさんこんなすごいボーカルだったっけ。
ステージの立ち姿と、声の圧と伸びが凄まじかった。貫禄ありすぎた。これが世界で戦ってきた迫力なのかも。ずっと聴き続けてる人にはそれほどの驚きはなかったのかもだけど、彼女たちの力をわかっていない私には衝撃が走った。

これは多分特別な感情も影響しているのだと後から振り返って考えた。

まだ駆け出しの頃からサマソニに出続け、今では目玉アーティストまでに育ってる。サマソニのマリンステージも経験し、2023はマウンテンのトリ。今年はマウンテンステージでBODYSLAMとマリンステージでBMTHのゲストで計3曲やってきてる。それに加え、集客がそれほどうまく行っていない初めてのサマソにバンコク。彼女たちがのライブにしては正直寂しいフロアだったけど、気合の入ったパフォーマンスをやり切ってくれた。その姿が救世主にも見えた。この日一番の盛り上がりを迎えた。

行列がなくなった屋台を撮影。せっかくなので串焼きを一本食べた。

大満足の初日。
くたくたすぎて、ヘッドライナーのONEREPUBLICのライブをチラ見して深夜前にホテルに。

まだやっていたホテルのバーで一人乾杯。このまま寝るのは勿体無い余韻。充実感は半端ない。部屋に戻ったら即寝落ちした。
(サマソニバンコク初日終了、二日目に続く)

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