Asian Pop Music

なんでJO1追っかけてKCONタイまでいくの?

こんにちはヒロシDEATHです。

今日は3/17金曜日。
現在、ANA便でタイに向かってるとこです。結構機体が揺れて怖いです。飛行機嫌いだし、正直いうとビビリなのです。

ご存じの方もいらっしゃるかもですが、この旅行はJO1を知ってから3日後に決めたものです。


まさかコロナ明け最初の海外がタイになるとは思っても見なかった。
きっと韓国か台湾かシンガポールかアメリカかイギリスに行くはずだった。(イギリスに行くためANAマイルをしこしこ溜めていたし。。。)

この旅を勝手に、
「JO1追っかけてKCONタイに行くってよ」にしてます。
どこか他人に言われているような言い方の理由としては、
もう一人の自分が、私に対して
本当に行くの?
JO1を見るためにタイまで行くの?
と問いかけている気持ちを表して感じです。

そして、なぜ私がKCONタイに行くことにしたのか。
振り返って考えると、二つの理由があると思ってます。
(若干自分語りも入るのでちょっと長めです。。。すみません)

一つ目の理由
JO1の成功を見届けたいから

私がJO1を知ったのはGMO SONICでのこと。
ご存知とは思いますが、GMO SONICは海外EDMアーティストが多数出演したEDMフェス。
初日はアランウオーカー、マシュメロ、2日目はillenium、チェンスモ。
それに加えてLe SserafimとかKep1erが出るので、しっかり見ようと思い、いつもは買わないプラチナチケットを購入。おかげで、アリーナの前方ですべてのライブが見れた。

初日は楽しかった。Le Sserafimもアランウオーカー、マシュメロも最高だった。
2日目も期待して同フェスに参加。

お目当てのillenium前にご飯を食べる予定でいた。
ライブレビューを書きたいから、全アーティストをチラ見はすることにしてた。ステージ風景も数枚撮ったりしてた。
JO1は、MAMA AWARDSでライブ見てるし、映像だけど紅白でも見てた。なので決して初見ではないけど、記憶に残ってるほどではなかったと思う。(ファンの人ごめんなさい)

そしてJO1のライブが始まった。

SEが流れメンバーが登場。
予定通り、そのシーンをさっさと撮り、会場を後にしよう(会場外でお寿司を食べようと思ってた)としてたところ1曲目が始まる。
少しポップで可愛くて、格好良いアイドルらしい曲が流れ、笑顔でパフォーマンスを始めるという勝手なイメージを、1曲目から早々にぶっ壊してくれた。

音はちょっと低すぎるんじゃない?
というレベルの重低音。そしてメンバーに笑顔はない、チャラチャラ感もない。凄いパフォーマンスから目が離せなくなる。

とにかく驚いたのが楽曲の良さ。失礼な言い方になるかもだけど、アイドルが歌うものとはレベルが違う楽曲のレベル。初めて聴いた私はそれに驚いた。
楽曲の良さ、彼らのパフォーマンスに衝撃を受け、もはや食事になんて行けなくなってた。
その時の心から出た言葉を衝動的にTweetしてた。

無限大をやる頃には、相変わらずステージから目が離せないものの、少しずつ冷静さを取り戻しつつあった。
ライブを見れば見るほど、点がつながり線になっていく感覚があった。

そして気づいた。
それは彼らと彼らのチームは、
「本気で世界取りに行こうとしてる」ってことに。

楽曲の良さだけじゃなくて、彼らのボーカル力にも驚いた。
メインボーカルのみが歌うのではなく、声質の違う11人が交互に歌っていく。
そして、それぞれのメンバーのボーカル力も相当なものを感じた。

あくまでも私の持論だけど、グローバルマーケットで勝負するために絶対必要なものは、「良い楽曲」と「ボーカル力」だと思っている。
BTSがあれだけ成功したのも、楽曲の良さと化け物レベルのボーカル力を兼ね備えているからだと思ってる。

JO1にも近いものを感じた。
あとはなんと言ってもステージでの立ち姿がとにかく格好いい。スター性を感じる。ステージ映えすることはとても大事。

加えて、JO1チームとしての凄さも感じた。
先にも書いたが、とにかくEDMアーティストに負けないぐらい重低音のセッティングを施していたように感じた。
EDMアーティスト目当ての客にも、彼らの音楽届かせたいという信念が伝わってきた。

そしてビジュアル。
紅白を見ていたからかもだけど、K-POPビジュとは違ったワイルドな装い。
どっちも格好いいけど、GMO SONICに合わせてきたことを感じた。
その場でどう振る舞うべきか、チームをプロデュースしている人のセンスを感じる。
どうしたら彼らの音楽がよく届くのか、考え尽くされた演出だと感じた。

世界に出る時も、その環境に適応したライブパフォーマンスを行うことを想像した。
そして彼らはとても器用にセンスよくそれに対応し、最高のパフォーマンスを行う。

彼らは海外で絶対成功すると確信してます。

早く彼らの海外進出を見届けたいと、その現場で強く思ったことを覚えてる。

二つ目の理由
自分が果たせなかった夢を見届けたいから

すでに書いたように、GMO SONICでJO1とJO1チームからとんでもない衝撃を受けて、これから進めるグローバル進出の姿を見届けたいと強く思ったけど、それだけではJO1を知って3日後に、KCONタイ行きを決めなかったかもしれない。

それは私の過去経験と関係する。(JO1ネタではなくすみません、)
私が所属してた国内大手IT企業にて、某通信システムのプロジェクトをまとめていた時のこと。
それは国内において数百億規模の大きなプロジェクト。利益率も良い花形プロジェクト。
ただ私には不満があって、どうしてもグローバル展開させたかった。日本の技術で、世界に貢献したかった。
それに反して、社内は国内事業を大事に守っていこうというスタンス。その状況は長く続いていた。
あるとき管轄官庁から国際会議の案内が届く。正確に毎年届いているのだけど、社内はグローバル展開を目指さないスタンスだったため、いつもお断りしてた状況。
その国際会議には、アメリカ、ヨーロッパのグローバルカンパニーが出席している。日本も大手キャリアが参加している。そこは世界ルールを検討する場面。
グローバル展開するには、ルール作りから関与しないとできない。
ここに参加しないと突破口は開けないと確信。

早速プロジェクトリーダーに
「国際会議に出ましょう。グローバル展開の足がかりにしよう」
「確かにそうだけど、俺は英語も話せないし、海外展開とか難しいと感じてるんだよね。。。」
「これに挑戦しないと何にも始まらないですよ。私が全部まとめていくので、一緒についてきてください。」
「そこまで言ってくれるならわかった。行こう」

早速管轄省庁に参加希望を出し、社内で出張手続きを始める。ところが当時は会社の業績も悪く、原則1人という条件になっていた。
「私一人ならいきたくないよ。諦めよう」
そうプロジェクトリーダーが言うので、
「それなら私が有給休暇を取って自腹で行きますよ。それならついてきてくれますか?」
その後、私の熱意を理解してくれたのかわからないけど、二人での海外出張が認められた。

日中は国際会議に出て、アメリカやヨーロッパの企業と情報交換をし、自分たちの技術をプレゼンし、夜は省庁のキャリア官僚と深夜まで飲み歩き日本の未来を語り合った。
深夜3時に生暖かい風を浴びながらトゥクトゥクをかっ飛ばした爽快感は今でも覚えてる。
その後、結局グローバル展開に成功したまでは言えなかったけど、他のプロジェクトメンバーも含め、数カ国で活動したきっかけとなったことには間違いなかった。

私のグローバル進出の挑戦は、タイから始まりました。

勝手ながらその私の行動や思いや失敗が、タイで行われるJO1初海外ライブとオーバーラップしてしまった。
自分の夢を人に託すことは健全ではないと思うけど、とにかくその勇姿を見届けたくなった。
JO1の初海外ステージがタイでなかったら、行くことを即決めていたのか自分でもわかりません。
とにかく、彼らの挑戦と今後の成長をずっと見たくなってます。

タイのインパクトアリーナでどんな光景が見れるんだろ。
これをやっと書き終わったら、とうとう夜が明けて当日になっちゃいました。
とにかく楽しみしかない。
現場で、彼らの挑戦を体感してきます。

バンコクインパクトアリーナ近くのホテルより

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