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FUJIFILM SUPER CUP 2023に行ってきたよ。

こんにちは、ヒロシDEATHです。

昨日久々にJリーグの試合を見に行ってきたよ。

「FUJIFILM SUPER CUP 2023」横浜Fマリノス対ヴァンフォーレ甲府。
Jリーグ王者対天皇杯王者の頂上対決。
過去何度かこの現場に足を運んで試合を見たことはあったけど、残念ながら最近は全く行けてない。
本当に久々に現場に来れた。

そして、会場に着くや否や、試合前1時間なのに来てよかったーという幸福感に満たされる。

特に、サポーターの声援が解禁された試合になっていたので、今まで声を出すことを我慢してきたサポーター達の雄叫びが地響きのように新国立競技場に響き渡る。
それを聞くだけで体の血が逆流する気分。
ライブもそうだけど、観客として声出せると声出せないとでは、状況は全く違ってくることを知っているので、ここでも胸熱になった。本当に良かった。

ご存じの通り、試合は2-1で横浜Fマリノスの勝利。

J2でありながら、ジャイアントキリングを続け天皇杯を取った甲府が、終始押されてしまうような試合展開になるのではという心配があったけど、素晴らしい接戦で、最後までハラハラできた試合だった。
試合終了直前での、幻のゴールが決まっていたら延長線突入だった。
本当に面白い試合だった。またJリーグの試合を観に来たい。

正直、この試合に足を運ぶことになったきっかけは、ハーフタイムショーをやってくれることになったJO1のおかげ。
彼らがハーフタイムショーとして出ることを知り、チケットを買い、現場に来るということへの背中を押してくれた。
テレビで試合観戦しようかな、と思ってた私のような人を現地に呼び込む。
JO1効果で、何人の人が国立競技場を訪れたのかはわかんないけど、私と似たような人はきっといたはず。
そして、サッカーの熱気を現地で体感して、また観にこようかなという気分にさせてくれる。
Jリーグの策略に、まんまとひっかかけてしまう私。

この記事は、JO1のハーフタイムショーについて、現地で私が感じたことを書き留めたものです。あくまでも私の感想です。
よかったらサラッと読んでください。よろしくお願いします。

現地の雰囲気
スポーツイベントのハーフタイムショーに、アーティストやゲストを呼ぶのは恒例なこと。
私が見てきた過去のイベントでも、アイドルやボーカリスト、ギタリスト、演歌歌手が登場して盛り上げてくれた場面を、何度となく目撃してきた。
ただ、正直少し心配していたのは事実。
サッカーに熱狂していたサポーターが、後半開始を待つ間にアイドルが登場してパフォーマンスを行う。

そこに場違い感はないだろうか?
サッカーの邪魔にならないだろうか?
アーティスト達がアウェー感を受けて、良いパフォーマンスができない状況になったりしないだろうか?

あくまでもサッカーの試合が主役。
それは間違いないこと。
ハーフタイムショーは、後半戦を盛り上げるものでなければ絶対にいけない。
サッカーファンの邪魔をしてはいけない。

でもハーフタイムショーが始まって、それは杞憂に終わったことを感じた。

少なくとも私の見える範囲では、サポーターも含め、多くの人がJO1のパフォーマンスをしっかり観ていたし、早く終わって試合始めてくれよ、というアウェー感もあまり感じなかった。
パフォーマンス中での浮いた感じは全くなかったし、後半戦への気分を上げることに成功したとも感じた。(これはあくまでも私が感じた感想です。)
暖かく迎え入れてくれたJリーグサポーターに感謝しています。

JO1ファンへの懸念点
これは具体的に心配していたこと。
JO1ファンが、彼らのパフォーマンスをいい場所で見たいが故、ルール違反やマナー違反を起こさないか。
サッカーの試合をほとんど見ない、ハーフタイムショーが終わったら会場を去るということが起きないか。それらの心配があった。

ただ、あくまでも私の持論だけど、チケットを買って現地に足を運んでくれて、少しでもサッカーの試合を見てくれるだけでもプラスだと思うし、元々満員とならない予測に対する施策としては、興業主にとっては当たり前ものだとも感じていた。

これも私の見えている範囲の限定な話だけど、私の両隣は若い女性二人組。さらにその隣は女子高生(制服で来てた)一人と、この方々は、きっとJO1目当て人達だなと感じていた。
ところが、ハーフタイムショーが始まっても席を移動することなく鑑賞していた。
その眼差しは真剣そのもの。スマホを向けて微動だにしない。明らかにJO1ファンだと分かった。それでも最後までその姿勢は崩さなかった。

そして、ハーフタイムショーが終わっても、帰ることなく後半戦も見続け、試合終了時点も席を離れていなかった。

SNSでの情報で、「JO1ファンらしき人達が、席を移動して視界を邪魔する位置に入ってきた」、「ハーフタイムショーが終わったらJO1ファンらしき人が帰ってしまった」というものをいくつか確認している。
不快感を感じたサッカーファンの方が複数いたことも認識している。
その方々には、我慢してくださいというつもりは全くないし、JO1ファンの一人として申し訳ない気分でいる。
不快な気分になって方々、本当に申し訳ありませんでした。

私の見える範囲でのJO1ファンは非常に行儀良く、その中でライブを楽しんでいた。
私はそれを見てとても嬉しかった。

JO1のゲスト招集はよかったのか
JO1が招集された経緯を全く知らないから勝手な想像は避けたいけど、概ね成功だったと思ってる。
一つでも席を埋めたい、サッカーファンを少しでも増やしたいJリーグサイド。
それも普段サッカー観戦に来ることない人達を、まずは現場に連れてくることがとても大切。
そのためにJO1はかなりの貢献をしたと想像している。

逆にJO1サイドとしては、メンバーの中にはサッカー経験者が複数いて、多くのサッカーファンにもJO1の存在を知ってもらう機会作りを狙ったものだと思っている。

(私の感じている印象として)
彼らのキャラクターは、サッカーファンとの親和性が高いと感じている。
男臭い面もあり、筋肉を備えているアスリートキャラでもあり、スポーツファンの、それも特に新規男性ファンを作ることを期待したものではないのかと勝手に想像している。
きっと、「あいつらちょっと格好いいな、、」
と思った男性ファン候補が複数いるはず。
家に帰ってYoutubeでチェックしている人複数いるはず。
そう密かに期待している。

ライブについて
ご存じの通り、今回は11人ではなく5人編成の特別チーム。河野純喜さん、佐藤景瑚さん、川西拓実さん、木全翔也さん、豆原一成さんの5人。

前半戦が終わり、いよいよハーフタイムショーが始まるぞと緊張感が走る。ところが、全く始まる気配がない。
グランドでは控え選手が練習を始め、ハーフタイムショーがどこで行われるかもわからない。代わりにイベントが始まる。

(よく分かってなくて申し訳ないけど)
ラブライブの方々がマスコット総選挙を仕切るらしい。
うんうん、子供達やキャラクター好きの人には大事な企画だよなー。
マリンちゃん優勝おめでとう!!

それにしてもハーフタイムショーは本当に始まるのだろうか。。。。
その時目に入るものが、

ヴァンフォーレのマスコットがJO1のうちわを持っている。
これは間違いなく始まるぞ。

JO1によるハーフタイムショーが始まることが告げられる。
と同時に、大型スクリーンに映し出される彼らのMV。
そして登場した5人は、K-POPや王子様ビジュアルではなく、サッカーの決勝戦の場に合った男っぽいワイルドな衣装だった。

ライブでやったのは2曲。
Move The SoulとOH-EH-OH。
どんな曲をやるのか、バラードとか歌い込むのか、どんなパフォーマンスをしてくれるのか予測がつかなかったけど、サッカーの決戦に相応しい気持ちが昂る、ベストな選曲だと思った。

ライブは河野さんの歌い出しから始まる。
ただでさえ歌うことが難しいスタジアムでのライブ。
その経験は少ないはずなのに、堂々とした響き渡る声。
ボーカル力がやばい。鳥肌が立つ。
GMO SONICで初めて感じたものと違う、彼らの凄さを感じた。

併せて鋭いパフォーマンスも見せつけてくれたし、そこにフワフワしたものは全く感じず、超ど硬派なライブパフォーマンスだった。

GMO SONICの時といい、このサッカー決勝戦の時といい、彼ら及びチームメンバーのその場に適応する能力、意欲が素晴らしすぎて感動してしまう。

このライブで感じたのは、場違いなんかというものでなく、完全にその場にマッチできるカメレオンアーティスト集団なのかよ、ということ。
11人でも5人でも、高いパフォーマンスができるということをこのライブで目撃して、ますます彼らのことを注目し続けたくなった。

そしてさらによかったのが、彼らが試合開始から最後までサッカーを楽しんでいたこと。
パフォーマンスする直前に訪れて、終わったら試合を横目で見て違う現場に向かってしまう。そんなサッカーファンが興醒めするようなことは彼らはしなかった。
彼らはそれぞれのユニを着て、楽しそうにサッカーを楽しむ。
その誠実な姿勢が彼らの魅力でもあり、きっと応援したくなる一つの要素だと感じた。

KCONタイが本当に楽しみになってきた。
勢いでタイ行きを決めた自分が間違いでなかったことを彼らが証明してくれた。
本当にありがとう。

とにかく、サッカーも最高だったし、JO1のパフォーマンスも最高だった。
Jリーグ、Jリーグサポーター、JO1、チームJO1に心から感謝したい。



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