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ラルク30周年ライブに関する座席レイアウト変更問題について、新規ファンが思うこと

こんにちは、ヒロシDEATHです。

私は明日5/21の東京ドームで行われるL’Arc〜en〜Cielのライブに行く予定です。
メジャーデビュー後あたりからラルクの音楽を聴いているとはいえ、常にツタヤのレンタルにお世話になっている程度。ライブも一度も見たことない。

自身の考えとして、そのバンドの音楽は現場(ライブ会場)でしか鳴っていないと思っているので、ライブに行ったことない=ファンではないと言う定義にしてます。
なので今まさに、私はラルクの新規ファンになれる瞬間を迎えるとこ。結構ワクワクしてました。(あくまでも私の中の定義として)

初体験をしっかりと楽しもうと心に誓って、サブスクで毎日予習を繰り返してました。

そんなある意味一番楽しい時間帯に、全てのファンの心がざわつく問題をSNSで目にしました。

なになに、チケット販売時から比べて座席変更がしらっと行われた?
アリーナ確約で買ったつもりがスタンドに変更される可能性があるって???
なんなんだこれ?

新規ファンの私のチケット種別は一番安いA席。(一番安いと言っても11000円だけど。)
私の場合は、遠い席がさらに遠くなる可能性がある程度だから正直そんなザワザワはしていない。そもそもスタンドから慎ましく初体験をさせてもらおうと思ってた部類なので。
まーでも、22000円出している人がアリーナからスタンドに移る可能性もあるのか。。。自分がそうだったら穏やかな気分でいられないな。。。。流石にひどい。

私がこの状況を知って湧きあがった感情はたった一つ。

「ラルクを本当に愛している人が可哀想で、申し訳ない」

もしこのライブがチケットが均一価格だとしたらざっと考えて16000円-18000円とかになりそう。
だとしたら、私のような新規ファンが買えるような金額では無くなってしまう。
多分その価格だったらチケットを買ってない。そのまま一生ラルクのライブを体験しないで死んでいったかも。
興味あるしちょっと見てみたい、と言った程度の新規ファンが手を出せる価格じゃなくなってしまう。
22000円や16500円出してくれている熱心なファンがたくさんいるから、私のような新規ファンがライブに行けると言う事実を強く認識してる。
熱心なラルクファンが、私が払うべき差額を負担しているってことぐらい、普通の頭を持っているのでそれを理解できる。

熱心なファンの方々を本当にリスペクトしてるし、本当に感謝してる。
その方々のおかげで、私も初めてラルクのライブを見る機会が得られたのは事実だし。
だから尚更、その方々が可哀想でならない。運営の誠意ある対応を求めたい。

個人的には、日本の多くのコンサートで慣習になっている全席均一を変えるべきと考えている。熱量の高さに比例して、体験場所がよりステージに近くなっていくのが自然。運などに左右されるとか全然フェアじゃない。
逆に、一度体験してみたいけど、さすがに高い値段は出せない。お試し価格で、遠くの席で見れる選択肢も作るべきだと思う。それができるのは全て熱量が高い方々のおかげ。その方々にリスペクトしつつ同じ空間を共有しその中からまた熱量が高いファンが生まれていくと言う循環。

この問題は、ラルクのライブの範囲だけでなく、少し大袈裟に言えば、日本の音楽ライブイベントへ悪影響を与えかねないものだと思う。
コロナ終息が見え、音楽業界の主力事業になっているライブ興業の復活が現実味を帯びてきている今だけに、それらに悪影響を与えかねない事件だとも考える。
繰り返しにはなるが、日本の音楽イベントのためにも、運営側に誠意ある対応を求めたい。

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ヒロシDEATH
entertainment journalist