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コロナウイルスによるイベント中止延期の要請を見て、マイケル・サンデルのこれからの「正義」の話をしよう、を読みたくなった。

こんにちは、ヒロシDEATHです。

個人的にはかなり遅い判断だと思っていますが、本日やっと政府よりイベント中止延期の要請がだされた。

WANIMAの公表がなかったら、まだまだイベントは開催されてただろうし、本当に素晴らしい対応だったと思う。

感染者数が把握できていない状況で、感染拡大していたのは間違いないことだとし、もしかしたら、後に、あの時日本を救ったのはWANIMAだと言い伝えられるかも。それぐらい大きな公表だったと思う。

今後の国内エンタメがどうなっていくかの予想と自分の行動は、別の記事に書きたいと思う。

本記事は本について。

ブームにもなったので知っている人も多いと思うけど、マイケル・サンデル教授が書いたこれからの「正義」の話をしようという本がある。

その中に、暴走する路面電車という節がある。
あなたは暴走する路面電車の運転士で、前方に5人の作業員が線路状に立っている。そのまま進めば間違いなくその5人は死んでしまう。
その時、右側へとそれる待避線が目に入り、そこにも作業員がいる。だが1人だけなので、右側にそれれば5人は助かる。ただ1人は死んでしまう。
どうするべきだろうか??

今日音楽イベント中止にしたニュースを聞いた時、これ節を思い出した。
日本政府は、国内の感染拡大(5人)を助けるため、音楽イベントでの大損害(1人)の方へ電車を走らせた。

ここで思ったのは、どの立場で今回のコロナウイルス騒動を見ているかによって正解が全く違うものになるということ。一見当たり前ようなことだけど、とても複雑なことだとも思う。

音楽イベンターから言わせれば、「国内で感染拡大する前に、経済破綻で死んでしまう。絶対反対。それに音楽イベントを続けていても感染拡大するとは限らない。」という人もいる。その主張は正しいと思うし、否定はできない。

一方、一般国民から言わせれば、「ライブイベントなんか無くても死なない、感染拡大したら多数の人が苦しみ何人亡くなるかもしれないのに。それにイベント業界に限定した経済打撃だろう。」
という人もいる。その主張も正しいと思うし、それも否定はできない。

当然、ここでいう運転士は日本政府
日本政府は、国内の感染拡大に目を光らせつつも、音楽イベント業界での大損害を避けようとしていた。
ところが不幸なことに電車は暴走してしまった。
どちらかの線路を選択しなければならない。止めることもできない。
その選択の苦悩は一般人には想像すらできないと思う。

と書いたが、私も正解はわからないし、どっちに進路をとっていいかもわからない。
ただわかっていることは、誰かがどちらかを選択しなければならないということ。
どっちが正しい!!という言葉はとてもじゃないけど明言できない。
正直、私は(も??)安倍晋三さんが大嫌い。でも今回の判断はもの凄く大変なことだと思って同情してしまう。
政治家って馬鹿じゃねー??で済ませるのもちょっと違うと思う。まー大嫌いなのには変わりないけど。

どちらかの線路に立っている人に、全体を俯瞰して見て、被害の少ない方が犠牲になるべきという言葉は選べない。
ただ、今その選択が避けられない状況であることだけは、一度理解すべきと考えている。

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ヒロシDEATH
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